ストックフォトで小遣いは稼げるのか?

はじめに

ストックフォトを始めました。
とは言っても2016年10月に始めたので、約5か月ですが各社の特徴などについて書いていきたいと思います。
元々、副収入ということは全く考えておらず、写真も趣味と言えるのか?程度のサラリーマンがお小遣い程度の収入を得られるのか?という感じでやっております。
これからこんな気持ちで始める方の参考になればと思っております。

始める前までは、ストックフォトという存在を知らなかったのですが、ストックフォトを初めてみると以外と色々なところで、ストックフォトの写真が使われているということが分かりました。
テレビでイメージ写真として「アフロ」、「ゲッティ」という文字を良く目にしますがこれらはフォトストックを運営している会社で、テレビ局がストックフォト運営会社から写真を購入し使用していることになります。
他にも介護施設の広告で介護している女性の写真や、経済雑誌で電卓を見て悩んでいる女性の写真は登録したストックフォト会社の写真を使用していました。個人のブログでもストックフォトの写真を見かけます。

各社とも無料で登録できます。維持費も特にかからないので継続して売れる作品が登録できれば継続して収入が得られます。これがストックフォトの魅力だと思います。

現在の登録枚数、販売枚数について

現在、3社に会員登録しておりアップした写真と販売した写真の枚数は下記のような感じです。
写真は出かけた先で撮ってHDDに眠っていた風景写真がほとんどで、ストックフォトを意識して撮影したのは1/10程度です。

PIXTA PhotoLibrary fotolia
登録枚数 39枚 59枚 55枚
販売枚数 1枚 2枚 11枚

(2017/2/23現在)

金額にすると1800円程度になりました。(基準に達していないので換金できません)
こんな枚数ですが、意外と売れたなと思ってたりいます。お小遣い稼ぎというには程遠いですが、、、
各社の販売ランキングを見ると、そりゃ売れるよね~という写真が並んでいるので、単に風景を写しただけでは全く売れないと思っていました。
こんな写真でも購入してくださる方がいるのであれば、もっと腕を上げて色々な写真を撮っていきたいと考えるようになりました。

会員登録について

PIXTA、PhotoLibraryは日本企業ということもありスムーズに登録できました。
fotoliaはアメリカ企業のため、税金関係の書類作成に手間取りましたが個人ブログを見て何とかできました。

PIXTA
身分証明書の画像を送付します。
簡単なテストに合格する登録完了です。

PhotoLibrary
身分証明書の提示は特に必要ありませんでした。
支払先の銀行口座を登録します。

fotolia
アメリカの企業ですが、日本の運転免許証で登録可能でした。
支払の際にアメリカ内での課税を免除するための書類を提出しますが、英語なので少々面倒です。

写真の登録について

各写真に「タグ」を付けて登録します。これは検索するためのキーワードです。タグが不適切だと検索に引っかからずに販売機会を逃してしまいます。
PIXTAのホームページには適切なタグ付けについて記載されていますし、他人のアップした写真のタグが見られるので参考にします。
fotoliaはアメリカの企業ですが日本語のタグで入力可能です。

実際に登録されるには最大の難関、写真の審査があります。
ピントボケ、高感度ノイズ、類似画像がアップされているなどでリジェクトとなることが多いですが、最近ではや知的財産権の侵害でリジェクトとなることが増えました。神社仏閣や特徴的な建造物など一般人が入れる場所からの撮影でも知的財産権の侵害となってしまう場合があります。ビルの景色に移りこんだ看板の写真もリジェクトになることがありました。

各社の違いについて

人によりアップする写真や頻度などが異なるため一概には言えませんが、あくまで私の場合の各社の違いについてまとめます。

PIXTA
審査の厳しさ:○それほど厳しくはありません。通過率は80%程度です。
審査の速さ:× 1ヶ月10枚までアップ可の制限からなかなか抜けられません。
リジェクトが少なければ枚数制限が多くなるようですが制限のため枚数を増やせません。
アップロードの手間:○ 数枚まとめてアップが可能で、タグ登録時に候補も表示されるため便利です。
アクセス数:○ 3社の中ではアクセス数は1位です。
購入数:× アクセス数が高い割には購入率は低いです。数日前にようやく1枚売れました。

PhotoLibrary
審査の厳しさ:○ それほど厳しくはありません。通過率は80%程度です。
審査の速さ:△ 25枚までアップロードの制限があります。
他の審査中と合わせて25枚なので、結果が返ってきたらその分だけアップロード可能です。
アップロードの手間:× 非常にアップロードしにくいです。1枚ずつファイルを選択しないといけない。
アクセス数:△ アクセス数は少なそう(fotoliaより少し少ない)
購入数:△ 3社の中では2番目の購入数です。

fotolia
審査の厳しさ:× 3社の中では一番厳しい。通過率は50%程度です。
審査の速さ:○ 3社の中では一番早い2~7日程度で結果が返ってきます。
アップロードの手間:○ 10枚までファイルのアップロードが行えます。それ以上の場合はFTPアップロードも可能なので一番楽です。
アクセス数:△ アクセス数は少なそう(PhotoLibraryより少し多い)
購入数:△ 3社の中では購入数が多い。

PIXTAは写真審査の通過率が一定以上あるとアップロード可能枚数が増えるようですが私の場合なかなか増えません。毎月8枚の通過では増えないのか。アクセス数は割とあるのですが売れないですねぇ。
fotoliaは全世界向けなので販売枚数が多いのかもしれません。アップロードも楽なので一番気に入っています。
PhotoLibraryは販売価格を自分で設定できるため、他社でリジェクトになったものを価格を下げて販売するというのもありかもしれません。

まとめ

1ヶ月あたり1万円くらい売ろうとすると同じくらいのレベルであれば単純計算で1500枚くらい登録が必要になります。今の実績だと1500枚アップするのに125カ月=10年くらい必要になりそうです。腕を上げつつアップ枚数も増やさなければ、、、
登録は最低3社程度が良いと思います。売れる写真は登録会社により違いがあるようです。私の場合は3社以上になると管理が追い付けなさそうです。
ストックフォトを意識した写真の撮り方になりました。構図などもそうですが、人や車や看板などが写りこまないように気を使うようになりました。

いつか軌道に乗ることを信じて少しずつアップしていきたいと思います。

ストックフォトに登録してみようかな思ったら下記のアイコンからお願いします。

写真素材のピクスタ 

スポンサーリンク
レクタングル(大)




レクタングル(大)




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)